[ア行]
青いバナナ
ブラジルに移民するために乗った客船の中で
熟していない青いバナナを食べたことが原因で
猪木 寛至少年(後のアントニオ猪木)の祖父が
死亡したためプロレスファンの間では
危険な食べ物の代名詞となっている。
「♪まだまだ青いバナナはデンジャラス」(1986 Summer Boot Camp)
あしずり定食センター 移転
過去にTOJINのリリックにも登場したあしずり定食センターが、数年前に福岡市早良区梅林から福岡県筑紫郡那珂川町に移転した。理由は道路工事による立ち退きと言われているが、梅林からの突然の移転に「裏切られた」という感情がTOJINメンバーに芽生え、それを曲にしたのが「裏切りのTEI-SHOCKセンター」である。
移転後のあしずり定食センター
「♪道路工事で立ち退きfrom梅林to那珂川町」(裏切りのTei-Shock Center pt.1)
アドニス(アドリアン・アドニス)
NWA・AWA・WWFといったアメリカ3大メイジャー団体で活躍したTOPレスラー。
端正で甘いマスクで人気を博したが82年新日本プロレスで初来日した際は
ブヨブヨの肉体だったためがっかりした記憶がある。ハードゲイフレイバー漂う
暴走族風の革ジャンがリング衣装だったためなのか根強いゲイ疑惑がある。
34歳の若さで自動車事故に遭い死去。
「♪アドニスホモです ダスティローデス」(CYPRESS EFX 我々の時代 )
有明省吾
梶原一騎原作の漫画「空手バカ一代」に
登場する若き天才空手家。師である大山倍達と
極真空手を愛するあまり無謀な暴走を繰り返し非業の死をとげる。
「♪むき出しのジャックナイフ 危ない有明省吾」(NO.1 Young Boys)
稲妻(イナズマ)
新日本プロレスで活躍した木村 健悟選手がフィニッシュホールド(必殺技)として
使ったレッグラリアートは「稲妻」「稲妻レッグラリアート」と呼ばれ恐れられていた。
「♪稲妻で観客もオーバーヒート」(Mic AnikieZ)
咽頭歯
「いんとうし」と読む。鯉などの魚の喉の部分に付いている歯で、これで固いタニシなどの貝殻を噛み砕く。
「♪鋭く尖る牙のようなディープスロートの咽頭歯で噛むタニシの貝殻」(D.O.H.C)
大濠公園(オオホリコウエン)
唐人町から地下鉄で1駅先(天神方面)の
大濠公園駅側にある大きな公園。中心にある
巨大な池を囲む道は散歩やランニングに
最適で多くの市民が利用する。8月の花火大会が有名。
ブラックバスや雷魚を釣りに行くなどTOJINメンバーの
憩いの場でもあった。
「♪大濠公園早朝から打ち上げ花火は四尺」(1192)
俺たちイモだち、アイダホ生まれ
「俺たちイモだち」は西城秀樹が登場する70年代のハウスポテトチップスのCMでのセリフ。「アイダホ生まれ」はナビスコポテトチップスのCMのキャッチフレーズ。
「♪俺たちイモだちアイダホ生まれ」(1192)
[カ行]
カックラキン大放送
70年代から80年代にかけて放送されたバラエティー番組。司会は研ナオコや野口五郎などが努め、金曜日の19:30から20:00の枠で放送された。
金曜夜のハタナイ家の茶の間ではカックラキンの後チャンネルを変えて3年B組金八先生を見るという流れだった。
「♪お笑いバラエティーカックラキン大放送からのチャンネルチェンジ」(Golden8)
強制執刀
このような用語があるかどうかはわからないが、イメージとしては抵抗するマキを取り押さえ、メスをちらつかせながら無理やり包茎手術を施すシーンを想像してもらえばいいだろう。
「♪マキの亀頭に強制執刀」(1192)
巨ゴイ
釣り師用語で巨大な鯉のこと。
「♪追いかける巨ゴイ50パウンドオーバー」(D.O.H.C)
クランベリーフルーツ
ジュースなどで有名な果物だが、鯉釣り用の餌としても使われ、そのネーミングも含めハタナイ総裁のお気に入りである。
アルバムの曲のタイトルにもなっている。
鯉ヘルペス(コイヘルペス)
鯉(マゴイ・ニシキゴイ)だけに発症するウイルス性の病気。発病した場合の致死率は
100%という恐ろしいものである。ハタナイ総裁は過去配布した手書き名刺(TOJIN年表参照)で
Atsushi Hatanai aka Mr.Ebola(エボラ)と名乗るなど致死率が高いウイルス性の感染症には
非常に関心があるということが推察出来る。
「♪鯉ヘルペスで死んだカープにR.I.P.」(Cranberry Fruits)
公開トレーニング
剛竜馬(下記参照)が独立して立ち上げた
プロレス団体「パイオニア戦志」の旗揚げ戦での珍事。
予定した試合を遂行するために必要な選手を
確保できなかったため第一試合にスクワットや
腕立て伏せなどを観客に見せるという前代未聞の
「公開トレーニング」となった。格闘路線のUWFが
「道場スパーリング」の様な地味な試合を見せていると
非難を受けていた時代、観客の予想の遥か下を
潜り抜ける「道場準備運動」をプログラムに導入する
剛のフレッシュさにTOJINメンバーは痺れたが
当然入場者からは酷評の嵐が吹き荒れた。
その後も試合を挟んで
「お客さん方参加型のセミファイナル」
のリリックにあるように観客が神聖なリングに
土足で上がり込みレスラーと腕相撲対決を行うなど
「プロレスバカならぬバカプロレス」と良識のある
ファンから罵倒されまくった剛ワールドが展開された。
「♪公開トレーニング風景 ツーケー突き出すスクワットに客ども皆釘付け」(D.O.H.C)
剛竜馬(ゴウ・リュウマ)
国際・新日本プロレスなどメジャー団体やインディーズで
活動した往年のレスラー。華のない不器用なスタイルで
人気が出ず低迷。南原清隆氏の格闘バラエティ
「リングの魂」では「ショア!」と叫ぶ「プロレスバカ」として
注目を浴びるもその後はひったくり事件(不起訴)や
借金返済のためノンケながらゲイビデオに出演するなど
迷走を繰り返す。主演したビデオのタイトル「極太親父」
「でかんしょ旋風児」「野郎四人衆」「侍、一本」は
自身のプロレススタイルに重なる愚直&むさ苦しさ
満載でハタナイ総裁をもってしてもこの件に関しては
ただ苦笑するしかなかった。
後に「自分の体で稼ぐことの何が悪いのか」と言う
使う場所と意味さえ間違えなければ名言なゲイ言も残している。
2009年死去享年53。
「♪剛竜馬極太親父はノンケやばってん♪
メイクマネーするためハッテン」(SCAN★DALLAS COWBOYZ)
ゴムひも
お笑いコンビ「ゆーとぴあ」の定番ネタで使われる小道具。先生に扮したホープが生徒役の
相方ピースに説教しながらゴムひもを咥えさせて伸びきった所、または途中で離すという
体を張ったお約束芸で使用。ハタナイ総裁はゆーとぴあの「ゴムひも」とマキ・トヨヒコ氏の
「ペニ皮」の共通点(異常な収縮)を発見するやすかさずリリックとして採用した。
ゴムひもを「ゴムひーも」と伸ばして発音する総裁独自の言い回しもある。
「♪ゴムひも口に咥え結ばれてる」(NO.1 Young Boys)
古賀グルメシティ
福岡県古賀市にあるダイエー系列の
スーパーマーケット。鯉釣りのエサに使う食パンなど
格安商品が手に入る総裁一家御用達のお店である。
「♪餌はダイエー系列古賀グルメシティの格安プライベートブランド」(五獣塔 D.O.H.C. )
コックヘッド
亀頭のこと。cock-head
「♪ぴたりタイトなコックヘッドのシルエットが浮かび上がる」(Petit Maison Hiyoshi No Run)
[サ行]
雑餉隈
地名。ざっしょのくま、と読む。福岡市博多区にある武田鉄也生誕の地。
「♪レペゼン雑餉隈フロム博多ライブハウス照和」(Golden8)
サニトラ
日産自動車が製造していたサニートラックの略。ハタナイ総裁が20歳の頃の愛車で、これに乗って夜な夜な渋谷や六本木のクラブ、はたまた山中湖などのアウトドアフィールドなどにもに繰り出した。
「♪サニトラで繰り出すレッツゴーto the funky ディスコティーク」(Petit Maison Hiyoshi No Run)
三条(三条友美)サンジョウ・トモミ
SM・スカトロを主題にしたハードコアな作品を描く
エロ漫画界の重鎮。糞尿まみれの汚濁の中でこそ輝く
美しい何かを追求する氏の作風とTOJINスタイルを
重ね合わせ論じることも出来るのだがその話は
時と場所そして声の音量を考えねばならない。
特に食事中は謹んでいただきたいものである。
「♪三条糞尿彩る黄金色のピンポン玉ひり出す海亀産卵プレー」(五獣塔 D.O.H.C. )
紳士協定
合コンでは必ず自ら進んで幹事を務めた総裁だが、その見返りとして「総裁が狙った女には誰も手を出さないこと」という暗黙の了解=紳士協定があった。ところがある日、総裁の自宅「プチメゾン日吉」で行われた焼肉パーティ(男2名、女2名)で、事前に口約束したにもかかわらず、マキは総裁が狙ってたギャルを持ち帰りしてしまった。ぶち切れた総裁はマキを走って追いかけ、パンチを食らわせて制裁を加えるという事件があった。
「♪完全無視する紳士協定」(Petit Maison Hiyoshi No Run)
[タ行]
ダイワ
有名釣具メーカー。その昔釣りキチ三平こと三平三平(下記参照)がイメージキャラクター
を務めていた事もありTVCMでは三平が「ダイワ~ええわ~」とライミングする台詞もあった。
「♪グラスファイバー100パーの胴調子の石鯛竿ダイワ」(Cranberry Fruits)
ダブルウィッシュボーン
自動車のサスペンション方式の一つ。上下2本のアームでタイヤを支持する方式。形が鳥の叉骨(Wishbone)に似ていることから名付けられた。
「♪TOJINダブルウィッシュボーンMCと謎の覆面被ったYB」(D.O.H.C)
Wの浅野(W浅野)
80年代後半から90年代に活躍したトレンディドラマ
の女優「浅野温子」と「浅野ゆう子」はW浅野と呼ばれ
都会を憧れる若者を中心に羨望の的であった。
「♪Wの浅野とバブルの末路の香りを堪能」(GOLDEN 8)
玉田
総裁の友人。父親は会社社長で渋谷の豪邸に住みポルシェを乗り回すボンボンだが、総裁がいまだにネタにするほどのチャラ男。エルメスのスカーフ柄の長袖シャツの胸元をはだけさせ、スキニージーンズを穿いてモデル風の女を口説くが、本人は身体が細過ぎるのが悩みだった。
「♪ちゃらけた日サロで肌焼いた玉田のようなナンパ師」(Mic AnikieZ)
ちゅらかーぎー
沖縄の方言で美人や可愛いことを指す。
「♪You don’t have to worry worry♪ ちゅらかーぎー宝味」(Mic AnikieZ)
長ラン学ラン大混乱
「3年B組金八先生」第1シリーズ第7話のタイトル。
普段は活発で真面目な近藤 真彦演じる星野清が急に
長ラン(詰襟が通常の3倍ほど丈が異常に長い特殊学生服)姿で
登校するようになるがその理由は語らない。星野に同調するムーブメントが
クラスに広がりをみせはじめ校内では問題視されるようになるのだが...
生徒の気持を理解するため長ランを着こんだ偽学生の金八先生が
生徒を引きつれ我が物顔で町中を闊歩したり別グループの不良達と乱闘して
一本背負いを決めるシーンなど教育者として問題いや見所満載の放送回である。
「♪長ラン学ラン大混乱 出てる役者は全員大根だ」(GOLDEN 8)
直立不動で歌いなシンジタニムラ
ハタナイ総裁の片思いの相手、タカハシノゾミが総裁のバリバリのB−BOYファッションに露骨な嫌悪感を示したことがあった。腹を立てた総裁は「あんな女はきっとカラオケ屋で直立不動でフォークソングを歌うダサいサラリーマンが好きにちがいない。」と勝手に脳内変換してタカハシDIS曲を作ったというエピソードがある。JJDの「fuck dat b**chez」だ。シンジタニムラ氏にとってはとんだ迷惑だろう。
「マイク持って直立不動で歌いなシンジタニムラ」(D.O.H.C)
月亭八方(ツキテイ・ハッポウ)
関西を中心に軽妙な話術で高い人気を誇る落語家。若かりし頃は桂文珍などと
「ヤングおー!おー!」(下記参照)に出演するなどアイドル的な側面もあった。
ギャンブル好きが高じて1億円以上の借金を背負ってしまった昔話は自身定番のネタである。
「賭博黙示録まるで月亭八方♪」(SCAN★DALLAS COWBOYZ)
ティム・ドッグT
90年代天神ショッパーズダイエーでKATSUYAが購入したTシャツの略称。お気に入りの
ラッパーであるティム・ドッグの1stアルバム「Penicillin On Wax」のジャケットが全面に
プリントアウトされているTシャツを見つけ狂喜乱舞した。しかしTシャツをよく観察すると
「RESPECT」というティム・ドッグの主張とは真逆の意味の文字が入った完全なマガイモノ
だと判明する。「Xとかさ~今黒人がお洒落じゃね?」(推測)という安売衣料品店親父の
黒人文化に対する浅い知識+皆無な著作権意識+ダイエーで満足できるKATSUYAの
ファッションに対する探究心の欠如が引き合わせた全く「RESPECT」を感じさせない素敵な1品。
販売価格は1980円(当時)。いつ書いていただいたか不明のDEV LARGE氏(現D.L)サイン入り。
「♪破れかけのティム・ドッグTのよう酷使された筋繊維」(フィジカル要らん兵)
友達なら当たり前(トモダチナラアタリマエ)
かつてJリーグの鹿島アントラーズに在籍した名選手アルシンドが
自身のハンディキャプ(若ハゲ)を逆手にとり出演を勝ち取った
アデランスのCMで使われた迷キャッチフレーズ。
若ハゲを心配する同僚に「モウスグニ、アルシンドニ、ナッチャウヨ~」
と能天気に不安を煽りヘア・チェクを勧め後日感謝されると一転
「トモダチナラ、アータリマエ~」と脱力感たっぷりに
言い放ったこの台詞は「ハゲ」「ズラ」を指す隠語としても流行した。
「♪友達なら当たり前 フィジカルが強けりゃ勝つとは限らない」(フィジカル要らん兵)
[ナ行]
ナフコ
北九州小倉に本社を置き福岡県はもとより九州・西日本に店舗展開するホーム・センター。
ハタナイ総裁がお得意な車の整備や日曜大工に必要な工具や資材が充実している。
「♪ナフコで買ったチープなナタ振り回す」(Cranberry Fruits)
西新【ニシジン】
唐人町から地下鉄で1つ隣の駅。学生時代ハタナイ総裁が
青春を謳歌した?街であり思い出のスポットも数多く存在する。
メンバーのKATSUYAが生まれ幼少期を過ごした場所でもあり
ももちパレスとは全く関係のない「西新パレス」という名の
ボーリング場が駅付近にある。2009年ジャケ用の撮影などを
行った際ハタナイ総裁が西新ダイエーで衣装を購入した。
当然のように支払はTOJIN新作の制作費からであった。
「♪西新ダイエーで買ったスポルディング」(フィジカル要らん兵)
ニック・ボックウィンクル
TOJINメンバーがプロレスにはまっていた幼少期(70~80年代)全米3大メジャー団体
として名を馳せていたAWAのチャンピオンに君臨した往年の名ラスラー。これといった
必殺技や派手なアクションは全くなくずる賢いインサイドワーク(頭脳プレー)を駆使した
ファイトスタイルはいぶし銀すぎたため子供にはあまり人気がなかった。
ハタナイ総裁は過去作で「プラトニック♪ニック・ボックウィンクル」(Sweet Bigga Day)と
RAPするなどお気に入りのレスラーのようである。
「♪インサイドワークに長けてるAWAのニック・ボックウィンクル」(CYPRESS EFX 我々の時代 )
新田純一 (ニッタ・ジュンイチ)
NHKの音楽番組「レッツゴーヤング」で
デビュー後アイドル歌手・俳優として活躍したタレント(現役)。
「たのきんトリオ」のライバルとして売り出されるも
そこそこの活躍しか出来なかった小ぢんまり感や
近藤真彦に似た(似せたような)風貌など
TOJIN好みのB級テイストに溢れている。デビュー当時
ジャニーズ事務所の誘いを断った芸(ゲイ)に対する
硬派な姿勢も評価できる。
「♪2011俺らまだ中1 目指してるアイドルは新田純一」 (五獣塔 D.O.H.C. )
[ハ行]
バッドニュース(バッドニュース・アレン)
新日本プロレスやカルガリーを主戦場にした往年の悪役レスラー。黒い猛牛の異名を持つ。
アブドーラ・ザ・ブッチャー、ブルーザー・ブロディなど華のあるレスラーのパートナーを
務めたため、やや地味な印象があるがモントリオールオリンピックの柔道で銅メダルに輝いた
経歴がありガチンコファント(真剣勝負)の実力は他のレスラーからも一目おかれていた。
試合中フグリ(金玉)がハミ出た事に気付かず暴れ回るも途中から何か異変を感じとり
その後は明らかに動揺を隠せないでモジモジする彼の姿に何ともいえぬ奇妙な感情が湧き
上がったが「萌え」という概念を知るのはその数十年後になる。
「CYPRESS EFX 我々の時代」のタイトルを決める際にハタナイ総裁から「グッドニュース・アレン」
と言う「深いようで浅く、浅いようで深いがたぶん駄洒落」な案も上がったが惜しくも次点となった。
「♪まさにバッドニュースはみ出すフグリ」(五獣塔 D.O.H.C.)
羽もぎとられた赤トンボ
清水国明と原田伸郎によって結成されたフォークデュオ、あのねのねの代表曲「赤とんぼの唄」の一節。「赤とんぼ 赤とんぼ 羽を取ったらアブラムシ」という残酷なフレーズが当時の子供たちにもインパクトを与えた。
「illなフォークソング羽もぎとられた赤トンボ」(Scan★Dallas Cowboyz)
春吉・住吉
福岡市中央区の中洲近くにあるゲイバー・発展場が密集している盛り場。
「♪春吉・住吉夜な夜な繰り出す」(1986 Summer Boot Camp)
ハンガー•ヌンチャク
武田鉄矢主演の映画「刑事物語」で武田演じる
片山刑事がヌンチャクのように武器として使用するハンガーの名称。
後のシリーズではゴルフクラブやテニスラケットを武器にみたて
ところ構わず振り回すなど金八先生と同じ人物とはとうてい思えない
片山刑事の凶暴性と殺傷能力が上がってゆく。
「♪ハンガー・ヌンチャクで追い詰めるたのきん」(GOLDEN 8)
パンチョ伊東
パ・リーグの広報部長・プロ野球解説者・ジャーリーグ解説などで活躍した人物。
深い知識に基づく軽妙な語り口と独特の声質は深く記憶に残ったが特にプロ野球
ドラフト会議での「第1回希望選択選手●●」という選手名を読み上げる名調子は伊藤氏の
代名詞でもあった。ソフトで滑らかな口調、飾り気のない優しい人柄といった伊東氏のソフトな
イメージからはあまりにもかけ離れた頭に乗っかる不自然な物体についてはノーコメント
あるいは「友達なら当たり前」(上記参照)ということでお許し願いたい。
「♪パンチョ伊東 かくす最後の秘宝」(五獣塔 D.O.H.C.)
光るダウン
ハタナイ総裁が秋~冬シーズンになると好んで着用していた
異常な黒光りをする光沢素材のダウンジャケット。着用する
総裁の姿を見たら2度と忘れる事ができない程のインパクトである。
TOJINクルーのケンさん曰く「ハタナイまさに宇宙人やね。
黒光りしすぎでまわりから浮き出とうけんねwガハハ!」
「♪ローブロー喰らい吐く血ヘドくらい黒々光るダウン」(1192)
日焼けライト
80年代から90年代にかけて、ビガーパンツとともに少年ジャンプ等の広告でよく見かけられた室内で日焼けするための商品。顔用、上半身用、全身用があったが、総裁は当時上半身用を通販で4万円前後で購入した。メシ代さえもケチる総裁にしてみれば異例の高額な買物であった。
「♪日焼けライトで焼いた小麦色の肌をはだけた」(Petit Maison Hiyoshi No Run)
ファールカップ
格闘技 や球技などを行う際に股間をガードするため
装着するカップ型のプロテクター。トピックス収集のため
ハタナイ総裁が研究対象にしていたゲイ雑誌で
「ファールカップナイト」という装着参加型イベントを発見した。
人によって感じる性的なポイントの違いに興味を
そそられると同時に空手を冒涜する不逞の輩に
怒りを覚えるという竹中直人の「怒りながら笑う人 」状態を味わう。
「♪カラテやるわけでもなくファールカップ着用する輩を取り締まる」(1192)
藤崎【フジサキ】
唐人町から地下鉄で2つ目の駅。数年前までハタナイ総裁は
藤崎駅の上にあるマンションに住んでいた。裏手にすぐ「ももちパレス」がある。
「♪筋肉至上主義と決別 藤崎去るときに捨てたダンベル」(フィジカル要らん兵)
フレッド・ペリー
50年代イギリスの名テニス選手フレッド・ペリーが設立したブランドで月桂樹のロゴが目印。
60年代はモッズ系に注目を集めその後日本でもお手頃な価格なカジュアルウェアとして
学生を中心に定番化。90年代は襟を立てたフレッド・ペリーのポロシャツに金のネックレス
手にはセカンドバックを持つ若者の姿を街角で数多く目撃する事が出来た。
「♪襟立てて決めるポロシャツ♪フレッド・ペリー」(Mic AnikieZ)
平和台(平和台球場)
かつて福岡市舞鶴公園内にあった球場。かつて西鉄ライオンズや
ダイエーホークスもホームグランドとして使用していたが1997年に閉鎖。
低いフェンスのため試合終と同時に観客が敵チーム選手を追いかけ
まわすためなだれ込んだりもした。外野を守る選手(敵味方関係なし)
は博多弁の汚いヤジをとばされたり物を投げられるのは定番であった。
外野席で売られていた丸天うどんはチープであるが旨かった。
「♪ハレンチキングダム平和台のフェンス越えて乱入」(Mic AnikieZ)
ペリカン
世紀の凡戦と酷評された(後に評価される)アントニオ猪木対モハメド・アリの
調印式でモハメド・アリが猪木の大きなアゴを鳥の口ばしに例え「ペリカン野郎!」と
ディスした事で誕生した蔑称。その後もアントニオ猪木を揶揄する場面で頻繁に使われた
プロレスファンにとっては定番ブレイクビーツのような存在である。
「♪伊勢丹で暴漢に襲われるペリカン」(CYPRESS EFX 我々の時代 )
宝味(ホーミ)
沖縄の方言でずばり女性器のことを指す。博多弁ではボボと言う。
「♪You don’t have to worry worry♪ ちゅらかーぎー宝味」(Mic AnikieZ)
ボディーガード牙
梶原一騎原作のアクション劇画。大人向け空手バカ一代とも言える
ハードなバイオレンスとグロいエロ描写(SM・強姦・スカトロ)の連続に
常識的感覚の方には嫌悪感を憶えるであろうこの作品も
ある特定の人種にはたまらない魅力を秘めた名作である。
「♪ムキムキなボディーガード牙蹴る♪折れた腕から白い骨見えてる」(Mic AnikieZ)
[マ行]
MAKI ’EM ALL(マキーム・オール)
劇画原作者梶原一騎の実弟で作家&空手師範を務めた男が憧れる漢こと
真樹日佐夫先生のTシャツ。「メタリカ」の「 KILL 'EM ALL」がモチーフとなっている。
真樹先生の大ファンであるIWASHIとKATSUYAは知人の話からこのTシャツの存在を
知り即購入した。余談であるが真樹氏とマキ・トヨヒコ氏との関連性は一切ない。
「♪サラシ巻きMAKI EM ALL」(NO.1 Young Boys)
マキの下山事件(ダウンヒル・スペシャリスト)
1990年2月、ハタナイ総裁率いる遊び仲間「ラベル・オーロラ」がツアーで行った北志賀竜王スキー場で、スキー未経験のマキが麓まで滑り下りることができず、スキーの板を外して肩に担いでゲレンデを歩いて下山するという珍事件があった。
ちょうどその姿を総裁をはじめとする他のメンバーがリフトから目撃し、全員大爆笑となった。その後マキはゲレンデから姿を消したが、ほぼ1日ホテルのベッドで寝ていたという事実が後ほどわかり、総裁から「FUNKY CHICKEN」の烙印を押されることとなった。
(また、マキがホテルにいる間、総裁は「マキは一体どこへ行ったのかね。それは神のみぞ知る、まさにOnly God will know the reason(←ボンジョビの歌詞らしい) だよな、ハハハ!」と言って笑ったというエピソードがある。)
「♪掟破り下山theマウンテン」(Mic AnikieZ)
三瀬鶏【ミツセドリ】
佐賀県と福岡市を結ぶ国道(脊振山地の間を通る道路)沿いの
三瀬峠付近で飼育されるブランド鳥。
比較的容易&安価で手に入るため庶民に愛されている。
ちなみに三瀬峠は映画「悪人」にの中で満島ひかりが妻夫木聡に
殺された現場である。KATSUYAは三瀬峠でハイエースを
横転させる事故とタウンエースをトラックに追突される事故で
2台とも廃車にした経験がある。
「♪迷っちまうお前のハートは三瀬鶏よりもチキン」(裏切りのTEI-SHOCK CENTER Part 1)
三平三平(ミヒラ・サンペイ)
矢口高雄の人気釣り漫画「釣りキチ三平」に登場する主人公の少年の名前。
三平少年のような天才釣りキ〇ガイになるべくハタナイ総裁も釣りに没頭する日々を送って
いたようであるが現在は不明である。ハタナイ総裁が今回の新作で多用した釣りネタは過去の
ナンパ師ネタのメタファーであるという解釈もあるのだがその回答は...ソロ作品まで待ちたい。
「♪今では懐かしい三平三平」(Cranberry Fruits)
百道浜(モモチハマ)
百道にある海岸一帯(埋立地)の名称。福岡タワー、シーサイドももち、福岡ドームなど
福岡を代表する観光スポットが隣接する。その昔DJダブ(旧辞典参照)がターンテーブルと
自家発電機を持ち出しては深夜の百道浜でPEや2 Live Crewを爆音で垂れ流した。
HIPHOPに関心のない近隣住人にとっては迷惑な話であり即通報され帰宅することになる。
「♪TOJINクルーがblingblingスタイルで決めた車で流すぜ百道浜」(五獣塔 D.O.H.C.)
[ヤ行]
ヤングおー!おー!、ヤンスタ
ともに70年代頃放送された歌謡バラエティー番組。ヤンスタはヤンヤン歌うスタジオの略。司会はあのねのね。
「♪ヤングおー!おー!あのねのねにpass da microphone」「ヤンスタからぶっ放すillなフォークソング」(Scan★Dallas Cowboyz)
ユセフ・トルコ
プロレスラー、レフェリー、力道山のマネージャー、梶原一騎のプロダクションの役員兼
用心棒、俳優までこなした日本プロレスの創世記から業界に携わる人物。
プロレス界の裏表を知り尽くした含蓄のある言葉やヤンチャぶりを発揮した数々の逸話、
そして昭和を生きた男子諸君なら必ず反応してしまうであろう素晴らしき名前に乾杯。
「ユセフ・トルコ上等だ 伝家の宝刀だ♪」(CYPRESS EFX 我々の時代 )
淀川(淀川長治 ヨドガワ・ナガハル)
ヨドチョーの愛称で知られる映画評論家。長年解説を続けたTV番組「日曜洋画劇場」
エンディングでの決め台詞「さよなら、さよなら、さよなら」はあまりにも有名。
90年代には自身の著書でゲイであることをカミングアウトしており肉体派の役者の
解説には特に力が入っていた(そう見えた)。アーノルド・シュワルツェネッガーが
特にお気に入りで名作「ターミネーター」の解説では冒頭全裸で登場した場面を
「見事な体格」「真っ裸の、全裸の」「そのお尻の、おいどの綺麗なこと」
「背中の盛り上がった綺麗なこと」「男の肉体の、本当の」など独自の視点&異常な熱量で語り、彼がゲストで登場した際には解説そっちのけで体を触り「一緒にお風呂に入りましょう」と連呼、男と男の垣根を乗り越えようとする伝説の珍事にハッテンするのであった。
ちなみに「シュワちゃん」のニックネームを付けたのも淀川氏である。
「♪淀川スタイルなタッチ卑猥なレスリング」(Mic AnikieZ)
[ラ行]
らしくもないぜ
新日本プロレスで人気を博した木村 健悟選手が持ち前の美声を
生かし歌手活動した際に発売したタイトル。ライバルで
後に選手として大きく差をつけられる事になる藤波辰巳選手が
歌う伝説の迷曲「マッチョドラゴン」ほどのインパクトは残せなかった。
「♪健吾『らしくもないぜ』Motherfuckin'メーン」(Mic AnikieZ)
[ワ行]
若人あきら
一時郷ひろみの物真似で一世を風靡したタレント。91年に熱海の海岸で釣りをしている最中に突然行方不明になり、3日後に小田原で記憶喪失状態で発見される事件があった。
「♪テトラポット落下若人あきら並みの記憶力で再現」(D.O.H.C)